「福祉は人なり」。今日の社会福祉の礎を築いた一人でもある糸賀一雄の有名な言葉ですが、人は独りで成長するものではありません。育成していく事が大事だと考えております。

福成会では平成26年からキャリアパス制度と人事考課制度の導入を行っております。各職種や役職によって求められる職務基準を定めることによって、職種や役職ですべき業務を分かりやすくしています。

また、人事考課制度を導入して社会人として必要な「共通要素」、各専門職として必要な「専門要素」、事業計画等に定められた課題に取り組む「目標設定」を設けて、業務を客観的な指標で評価する事により、目標をもって仕事が取り組める環境をつくってきました。

　これらにより、自分が何を求められているのかを分かりやすくしつつ、仕事の目標を立てて計画的に実行していく仕組みづくりを行っています。

個々がたてた目標をPDCAサイクルで実行していきます。その際に、一人で抱え込まないように中間面談を実施して進捗確認、修正を行います。また、考課する側にブレがないように定期的な研修を実施しています。